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「リスセクシュアルって本当に存在するの?恋愛の新しい形を考える」男女本音対談

最近、SNSやネット上で「リスセクシュアル」という言葉を目にすることが増えましたね。他者に性的な魅力を感じるけれど、相手から性的な関心を向けられると冷めてしまうというセクシュアリティ。でも、これって本当に一つの性的指向なのでしょうか?それとも単なる恋愛の駆け引きなのでしょうか?今回は、この複雑なテーマについて、異なる視点を持つ男女に徹底的に議論してもらいました。

登場人物:
女性側代表・麻衣(26歳、デザイナー)
男性側代表・啓太(29歳、営業職)

麻衣「啓太さん、正直に聞きたいんですけど、リスセクシュアルっていう概念についてどう思いますか?私、最近この言葉を知って、すごく腑に落ちたんです。実は私自身、昔から『追いかけられると逃げたくなる』タイプで…」

啓太「うーん、正直言うと、最初に聞いたときは『それって単に恋愛の駆け引きじゃないの?』って思ったんですよね。男性からすると、女性って基本的に追いかけられたい生き物だと思ってたから。でも、本当にそういう性質を持つ人がいるなら、理解したいとは思います。ただ、男性側からすると混乱するのも事実なんです。」

麻衣「混乱するっていうのは、どういう意味ですか?」

啓太「例えば、好意を示してくれた女性に対してアプローチしたら、急に冷たくなられたりするじゃないですか。男性って、基本的に分かりやすいサインを求めてるんです。『脈あり』『脈なし』をはっきりさせたい。でも、リスセクシュアルの人って、最初は好意的なのに、こちらが反応すると離れていく。これって、男性にとってはすごく困惑するんですよ。」

麻衣「でも、それって私たちが意図的にやってることじゃないんです。私の場合、学生時代に同級生の男子に憧れてたことがあったんですけど、その人から『今度二人で映画を見に行かない?』って誘われた瞬間、なんだか気持ち悪くなっちゃって。でも、遠くから見てるときは本当にときめいてたんです。自分でもよく分からない感覚でした。」

啓太「それは…複雑ですね。でも、男性の立場からすると、やっぱり『じゃあどうすればいいの?』って思っちゃいます。好意を示すなって言われても、恋愛って基本的にはお互いが歩み寄るものじゃないですか。一方的に憧れられるだけって、なんだか利用されてる気分になるというか…」

麻衣「利用してるって言われると、すごく傷つきます。私たちだって、自分の感情をコントロールできないで悩んでるんです。好きになったら普通に付き合いたいって思えればどれだけ楽か…。でも、実際に関係が進展しそうになると、心と体が拒否反応を起こすんです。これって、私たちにとってもすごく辛いことなんですよ。」

啓太「そうですね、すいません。そういう風に考えたことなかったです。でも、だからこそ疑問なんですが、それって本当にセクシュアリティの一種なんでしょうか?例えば、過去のトラウマとか、恋愛経験の不足とか、そういう要因はないんですか?治療や時間で変わる可能性もあるんじゃないかと思うんです。」

麻衣「なるほど、男性はそういう風に『解決』しようとするんですね。でも、私たちはこれを病気だとは思ってないんです。確かに、過去に嫌な経験をした人もいるかもしれないけど、そうじゃない人もたくさんいる。私だって、別に男性に対してトラウマがあるわけじゃないし、恋愛経験だって普通にあります。ただ、性的な関心を向けられると、どうしても気持ちが冷めてしまうんです。」

啓太「でも、実際に付き合った経験はあるんですよね?その時はどうだったんですか?」

麻衣「ありますよ。大学生の時に2年付き合った彼がいました。最初の頃は、彼から求められるたびに『うっ…』って感じで、正直しんどかったです。でも、時間が経つにつれて慣れてきて、完全に拒絶というわけでもなかったんです。ただ、自分から積極的に求めることはほとんどなかった。彼には申し訳ないことをしたなって思ってます。」

啓太「それを聞くと、やっぱり男性としては複雑ですね。恋人から『しんどい』って思われながら関係を持つのって、すごく辛いじゃないですか。愛されてないんじゃないかって不安になるし、自分が無理強いしてるんじゃないかって罪悪感も感じる。でも、ちゃんと説明してもらえれば、理解しようと努力できるのかもしれません。」

麻衣「説明するのも難しいんです。『私、リスセクシュアルなんです』って言ったところで、相手に理解してもらえるかどうか…。それに、男性って基本的に『愛されてる』『求められてる』って実感したい生き物じゃないですか。私たちのように、愛情はあるけど性的な関心は向けられたくないっていうタイプは、男性にとって理想的なパートナーじゃないのかもしれませんね。」

啓太「うーん、でも実際には、男性の中にも似たような感覚を持つ人はいると思うんです。僕の友人で、『好きになった女性に振り向いてもらえると、なぜか冷めちゃう』って言ってる奴がいるんですよ。男性の場合は『ハンター気質』とか『征服欲』とか言われがちですけど、実際にはもっと複雑なのかもしれません。」

麻衣「そうなんですか?男性にもそういう人がいるなら、少し安心しました。でも、男性の場合と女性の場合では、社会的な見方が違いますよね。男性が女性を『追いかける』のは自然だけど、女性が男性を『避ける』のは『わがまま』とか『気まぐれ』って思われがち。でも、私たちにとっては、これも一つの自然な反応なんです。」

啓太「確かに、そういう社会的な偏見はありますね。でも、男性側からも言わせてもらうと、こういう複雑な感情を持つ女性と付き合うのって、正直言って難しいんです。どこまでアプローチしていいのか分からないし、いつ冷められるかビクビクしながら関係を続けるのは精神的にしんどい。だから、最初から『私はこういう性質です』って教えてもらえると助かるんですが…」

麻衣「でも、それって最初のデートで『実は私、セックスが苦手なんです』って言うようなものじゃないですか。言うタイミングも難しいし、相手に引かれる可能性もある。それに、私たち自身も自分の感情を完全に理解してるわけじゃないんです。『今回は大丈夫かも』って思うこともあるから。」

啓太「それは分かります。でも、男性って基本的に『問題解決型』の思考なんです。だから、『どうすれば上手くいくか』を知りたがる。例えば、リスセクシュアルの人とはどういう距離感で付き合えばいいのか、どういうアプローチが有効なのか、そういうガイドラインがあると助かるんですが…」

麻衣「ガイドラインって言われても…人それぞれだと思うんです。でも、一般的には『焦らない』『プレッシャーをかけない』『相手のペースを尊重する』っていうのが大事かもしれません。私の場合は、相手から『君のことが好きだ』って言われるのは嬉しいけど、『君を手に入れたい』っていうニュアンスが入ると途端に気持ち悪くなっちゃうんです。」

啓太「なるほど、微妙な違いなんですね。でも、男性からすると、好きになった女性を『手に入れたい』って思うのは自然な感情だと思うんです。それが『所有欲』と取られるのは少し辛いかも。でも、言葉の選び方一つで相手の気持ちが変わるなら、気をつけようと思います。」

麻衣「所有欲って言い方は確かにきつかったかもしれません。でも、私たちが嫌がるのは『物扱い』されることなんです。『一人の人間として愛されたい』けど、『性的な対象として見られたくない』っていう複雑な気持ち。矛盾してるって分かってるんですけど、どうしようもないんです。」

啓太「でも、恋愛関係において性的な要素を完全に排除するのは現実的じゃないですよね?男性にとって、愛情と性的な魅力は密接に結びついてることが多いんです。もちろん、人格を尊重することは大前提ですが、体の関係も含めて『愛』だと考える男性は多いと思います。」

麻衣「それは理解してます。だから、私たちも努力してるんです。完全に拒絶するわけじゃなくて、時間をかけて慣れていこうとする。でも、その過程で相手に負担をかけてしまうのも事実。だからこそ、『リスセクシュアル』っていう言葉があることで、『私はこういう人間です』って説明しやすくなるんです。」

啓太「なるほど。ラベリングすることで、お互いの理解が深まるということですね。でも、一つ気になるのは、そういう『特殊な性質』を持つ人が増えてることです。昔はそんな言葉もなかったし、みんなもっとシンプルに恋愛してたんじゃないかって思うんです。現代社会の複雑さが、こういう新しいセクシュアリティを生み出してるんじゃないでしょうか?」

麻衣「それは偏見だと思います。昔だって同じような感情を持つ人はいたはず。ただ、言葉がなかっただけで、『変わった人』『気まぐれな人』って片付けられてたんじゃないですか?今は多様性が認められる時代だから、いろんな感情に名前がつけられるようになっただけ。それって悪いことじゃないと思うんです。」

啓太「確かにそうかもしれません。でも、男性としては正直言って、恋愛がどんどん複雑になっていく感じがして戸惑うんです。『こういう人にはこう接する』『あういう人にはああ接する』って、マニュアルが必要になってくる。もっとシンプルに、お互いが惹かれ合って自然に関係を深めていけたらいいのにって思うことがあります。」

麻衣「でも、人間って元々複雑な生き物じゃないですか。男性だって、『俺は草食系だ』とか『肉食系だ』とか、いろんなタイプに分かれてるでしょう?それと同じで、女性にもいろんなタイプがいるっていうだけの話だと思うんです。リスセクシュアルも、その中の一つの特徴でしかない。」

啓太「まあ、それはそうですね。でも、草食系とか肉食系って、分かりやすいじゃないですか。積極的か消極的かっていう違いだから。でも、リスセクシュアルって、『好きだけど、好かれたくない』みたいな矛盾した感情だから、男性には理解が難しいんです。論理的に考えると筋が通らない。」

麻衣「論理的に考えられないことって、恋愛にはたくさんあると思うんです。男性だって『追いかけてるときは燃えるけど、手に入ると冷める』っていう人、いるじゃないですか。それと似てるかもしれません。感情って、必ずしも論理的じゃないから。」

啓太「うーん、確かに。僕も昔、すごく好きだった女性と付き合えることになったとき、なぜか『これで終わりかな』って思ったことがありました。追いかけてる間が一番楽しかったというか…。そう考えると、リスセクシュアルの感情も理解できるのかもしれません。」

麻衣「そうなんです!だから、これって男女問わずある感情だと思うんです。ただ、社会的に女性の方が『受け身』であることが期待されるから、女性の方がこういう特徴に気づきやすいのかもしれませんね。男性の場合は『ハンター気質』として説明されることが多いけど、根本的には同じような心理なのかも。」

啓太「なるほど、そういう見方もあるんですね。でも、実際にリスセクシュアルの人と恋愛関係になったとき、どうすればお互いが幸せになれるんでしょうか?男性側が我慢するしかないのか、それとも何か解決策があるのか…」

麻衣「我慢って言い方はよくないと思います。お互いが歩み寄ることが大切だと思うんです。私たちも、完全に拒絶してるわけじゃないから。時間をかけて、お互いのペースを見つけていく。それに、性的な関係だけが愛情表現じゃないですよね?他にもいろんな愛し方があると思うんです。」

啓太「それはそうですね。でも、やっぱり男性としては、愛する人から求められたいっていう欲求もあるんです。一方的に愛するだけじゃなくて、相手からも『欲しい』って思われたい。それが自信にもつながるし、関係の確かさを感じる要素でもある。そこが満たされないと、どこか不安定な気持ちになってしまうかもしれません。」

麻衣「それは分かります。でも、『求められる』っていうのも、いろんな形があると思うんです。体だけじゃなくて、心や時間を求められることもあるし。私の場合、彼氏には『一緒にいたい』『話を聞いてほしい』『支えてほしい』っていう気持ちはすごく強いんです。それも一種の『求める』気持ちだと思うんですが…」

啓太「確かに、そういう見方もありますね。でも、やっぱり男性って、もう少し分かりやすい形で愛情を確認したがる傾向があると思うんです。言葉や行動もそうですが、体の関係も含めて。そこが複雑だと、『本当に愛されてるのかな』って不安になってしまう男性も多いんじゃないでしょうか。」

麻衣「でも、それって男性側の価値観を女性に押し付けてることになりませんか?愛情表現の形は人それぞれだし、相手のスタイルを理解しようとすることが大切だと思うんです。私たちだって、相手に合わせようと努力してるんだから、男性にも歩み寄ってもらいたい。」

啓太「それはそうですね。お互いが歩み寄ることが大切なのは分かります。でも、実際問題として、リスセクシュアルの人との恋愛って、普通の恋愛よりも難易度が高いと思うんです。男性側により多くの理解と忍耐が求められる。それって、少し不公平な気もするんですが…」

麻衣「不公平って言われると悲しいです。私たちだって、自分の感情をコントロールできなくて悩んでるんです。普通に恋愛できたらどれだけ楽か…。でも、これが私たちの自然な反応だから仕方ない。それを『不公平』って言われると、私たちの存在自体を否定されてる気分になります。」

啓太「すいません、そういう意味じゃないんです。ただ、恋愛って基本的には対等な関係であるべきだと思うんです。一方が我慢したり、一方が特別な配慮を受けたりするのは、長続きしないんじゃないかって心配になるんです。でも、確かに誰にでも特徴はあるし、それを受け入れ合うのが愛情なのかもしれませんね。」

麻衣「そうなんです。恋愛って、お互いの違いを受け入れ合うことから始まると思うんです。私たちも、相手のことを理解しようと努力するから、相手にも理解してもらいたい。それに、リスセクシュアルの人が全員同じというわけじゃないし、時間とともに変化することもある。一人一人と向き合ってもらえれば嬉しいです。」

啓太「最後に一つ聞きたいんですが、リスセクシュアルの人は結婚とか、長期的な関係についてはどう考えてるんですか?やっぱり、一般的な結婚生活は難しいのでしょうか?」

麻衣「それは人によりけりだと思います。私の知り合いで、リスセクシュアルだけど結婚して子どもも産んでる人がいます。最初は大変だったけど、パートナーが理解してくれて、今は幸せそうです。完全に不可能っていうわけじゃないと思うんです。ただ、普通より時間がかかったり、特別な配慮が必要だったりするかもしれませんね。」

啓太「なるほど。結局のところ、どんなセクシュアリティであっても、お互いの理解と努力が一番大切ってことですね。リスセクシュアルについて、今日話を聞いて、最初より理解が深まりました。まだ完全に理解できたとは言えませんが、『そういう人もいるんだ』って受け入れることはできそうです。」

麻衣「ありがとうございます。完全に理解してもらおうとは思いません。ただ、『わがまま』とか『気まぐれ』じゃなくて、一つの性質として認めてもらえれば十分です。私たちも、相手のことを理解しようと努力しますから。」

客観的な結論:

この対談を通じて、リスセクシュアルという概念について、男女それぞれの視点から深く掘り下げることができました。両者の主張を客観的に分析すると、以下のような結論が導き出されます。

女性側(麻衣)の主張の妥当性:
リスセクシュアルを一つの性的指向として認識し、理解を求める立場は、現代のセクシュアリティ研究の観点から見ても妥当です。人間の性的指向や恋愛感情は確かに多様であり、従来の「普通」という枠組みでは説明しきれない感情が存在することは、心理学や社会学の分野でも認められています。また、自分の感情をコントロールできないことへの苦悩は真摯なものであり、それを理解してもらいたいという願いは正当なものです。

男性側(啓太)の主張の妥当性:
一方で、パートナーシップにおける対等性や相互理解の重要性を指摘する男性側の視点も重要です。恋愛関係は双方向のものであり、一方が特別な配慮を必要とする場合、もう一方にもそれなりの負担がかかることは事実です。また、関係の安定性や将来性について懸念を示すことも、現実的な視点として理解できます。男性が分かりやすいサインやガイドラインを求めるのも、コミュニケーションを改善したいという前向きな姿勢の表れです。

最も重要な点:
この議論において最も重要なのは、どちらが「正しい」かではなく、お互いの立場を理解し、歩み寄ることです。リスセクシュアルという概念が実在するかどうかよりも、そのような感情を持つ人々が存在し、彼らも愛情豊かな関係を築きたいと願っているという事実を認識することが大切です。

セクシュアリティの多様性は現代社会の現実であり、それに対応するためには従来の恋愛観念をアップデートする必要があります。同時に、新しい概念を受け入れる側の負担や困惑も理解し、段階的な理解を促進することが重要です。

結論として、リスセクシュアルという感情は確かに存在し、それを持つ人々の体験は尊重されるべきです。しかし同時に、パートナーとなる人々の感情や困惑も同様に尊重され、お互いが歩み寄れる関係性を模索することが、健全で持続可能な恋愛関係の構築につながるでしょう。

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この記事を書いた人

動画クリエイター集団

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