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「友達に戻りたい」は優しさ?それとも都合のいい逃げ?男と女の本音バトル

ケンジとアヤの久しぶりの飲み会は、今回も恋愛話で盛り上がっていた。アヤがスマホを見ながら溜息をついたところから、話は始まった。

「ねえ、聞いてよ。友達が彼氏に『嫌いになったわけじゃないけど、友達に戻りたい』って言われたらしいんだけど」

「あー、よくあるやつね」ケンジは軽く頷いた。

「よくあるって!?」アヤが噛みついた。「男の人って、なんでそんな都合のいいこと言えるわけ?」

ケンジの主張:友達に戻りたいは誠実な提案

「ちょっと待ってよ」ケンジはグラスを置いて真剣な顔になった。「都合がいいって決めつけるのは早いでしょ。俺からすれば、むしろ誠実な提案だと思うけどな」

「はあ?」アヤは信じられないという表情を浮かべた。

「だってさ、本当に嫌いになったわけじゃないんだよ。ただ、恋人としての気持ちが薄れてきただけで、人として好きな気持ちは残ってる。そういう時に、完全に縁を切るよりは、友達として関係を続けた方がお互いにとって良いんじゃないかって思うわけ」

ケンジは自分の経験を語り始めた。「俺、25歳の時に1年付き合った彼女がいたんだけど、段々と『恋人』じゃなくて『親友』みたいな感覚になっちゃってさ。ドキドキもしないし、会いたいって気持ちもそこまで強くない。でも、話してて楽しいし、彼女のことは大切に思ってた」

「それで?」アヤが促した。

「それで、正直に『友達に戻りたい』って伝えたんだよ。別に他に好きな人ができたわけでもないし、彼女に嫌な部分があったわけでもない。ただ、恋人として付き合い続けるのが嘘をついてる気がして、申し訳なかったから」

「で、彼女は何て言ったの?」

「最初はショックを受けてたけど、『正直に言ってくれてありがとう』って。それから半年くらい距離を置いて、今は本当にいい友達だよ。たまに飲みに行ったりもするし」

アヤの反論:それは男の身勝手な言い訳

「ちょっと待って」アヤが手を上げた。「それって、ケンジが上手くいっただけじゃない?女性側からしたら、『友達に戻りたい』なんて、最悪の別れ方だよ」

「なんで?」

「だってね」アヤは声のトーンを上げた。「『嫌いじゃない』『友達でいたい』って言われたら、こっちは希望を持っちゃうわけ。『じゃあまだチャンスあるのかな』『友達として支えてたら、また好きになってくれるかも』って。でも現実は違うじゃん。男の人って、もう気持ちは完全に冷めてるのに、『友達』って言葉で逃げ道作ってるだけでしょ」

アヤの友人の話が続く。「私の友達は、まさにその状況で苦しんでたよ。彼に『友達に戻ろう』って言われて、『わかった』って受け入れたの。でも、元カレからたまに連絡来たり、困った時だけ頼られたりして、ずっと未練を断ち切れないまま2年も引きずってた。その間、新しい恋もできなかった」

「それは…」ケンジが言いかけたが、アヤは続けた。

「男の人は、『友達』って言っておけば罪悪感が減るんでしょ。『完全に切ったわけじゃないから、俺は酷い男じゃない』って自分に言い訳できるわけ。でも、女性側は傷ついて、前に進めないんだよ。それって、優しさじゃなくて残酷だと思わない?」

ケンジの反撃:女性だって保険をかけることもある

「でもさ」ケンジは少し苛立ちを見せた。「それって、女性側にも責任あるんじゃない?自分で『友達でいたい』って気持ちを持ち続けるのを選んでるわけでしょ。断ち切ることだってできるのに」

「簡単に言わないでよ!」アヤが声を荒げた。

「簡単じゃないのはわかるよ。でもね、俺たち男だって、『友達に戻りたい』って言う時、すごく勇気がいるんだよ。中途半端な関係を続けて、お互いに時間を無駄にするより、正直に気持ちを伝えて、新しい関係性を模索する方が誠実だと思うんだけど」

ケンジは別の視点を提示した。「それに、女性だって同じことするじゃん。俺の友達、彼女に『友達に戻りたい』って言われたことあるよ。で、その彼女は新しい彼氏作って、でもたまに元カレに『相談に乗って』とか連絡してくるらしい。これって、男がやったら批判されるけど、女性がやってもあまり問題にされないよね」

アヤの本音:きっぱり別れてほしい

「それはそうかもしれないけど」アヤは少し落ち着いた。「でもね、私が言いたいのは、『友達に戻りたい』じゃなくて、『別れたい。ごめんなさい』ってきっぱり言ってほしいってこと」

「どういうこと?」

「つまり、中途半端な関係を残すんじゃなくて、完全に区切りをつけてほしいの。『友達でいよう』なんて、結局お互いに未練を残すだけ。それより、『付き合うことはできない。本当にごめん』って言ってくれた方が、こっちも諦めがつくし、次に進める」

アヤは続けた。「私、昔付き合ってた人に『友達に戻ろう』って言われて、『わかった』って答えたことあるの。でも、結局その人のSNS見ちゃうし、共通の友達から近況聞いちゃうし、新しい彼女ができた時は本当に辛かった。あの時、完全に連絡を絶っておけばよかったって、すごく後悔した」

「じゃあ、『友達に戻りたい』って言われたらどうすればいいと思う?」ケンジが聞いた。

「私なら、『無理。友達になれない。だから連絡しないでください』ってはっきり言う。それが一番、自分を守る方法だと思う」

ケンジの経験:保険をかけてた過去

「実は…」ケンジは少しバツが悪そうに言った。「俺も昔、保険をかけてたことあるかも」

「え、どういうこと?」

「22歳の時に付き合ってた彼女がいてさ。正直、他に気になる子ができたんだよ。でも、その子と上手くいくか分からなかったから、彼女に『ちょっと距離を置きたい』って言って、友達みたいな関係に持っていこうとした」

「最悪じゃん」アヤが呆れた顔をした。

「わかってる。今思えば、本当にクソだったと思う。でも当時は、『完全に別れるのは惜しい』『もしかしたら戻るかも』って思ってたんだよね。結局、彼女は『そういうの無理』ってきっぱり断ってくれて、連絡も全部ブロックされた」

「良かったじゃん、その彼女の判断」

「本当にそう思う。彼女があの時きっぱりしてくれたから、俺も『これはもう終わりなんだ』って現実を受け入れられたし、彼女も次に進めた。中途半端な関係続けるより、100倍良かったと思う」

アヤの妥協案:友達に戻るなら条件が必要

「じゃあさ」アヤが提案した。「もし『友達に戻りたい』って言われた時、受け入れるとしたら、条件が必要だと思うの」

「どんな条件?」

「まず、半年から1年は完全に連絡を絶つこと。SNSも見ない、共通の友達経由で情報を得ようともしない。完全に距離を置いて、お互いの気持ちをリセットする」

「それで?」

「それで、1年後とかに偶然会った時に、本当にただの友達として接することができるなら、そこで初めて友達関係が成立する。でも、どちらかに未練が残ってたら、やっぱり無理だから、そこで完全に終わり」

ケンジは考え込んだ。「確かに…それなら納得できるかも。中途半端な期間をダラダラ続けるより、一度完全に区切りをつけて、時間が経ってから改めて判断するっていうのは理にかなってる」

「でしょ?」アヤが得意げに言った。「男の人って、『友達に戻りたい』って言いながら、実際は『都合のいい時だけ連絡取れる関係でいたい』って思ってることが多いから、こっちもしっかり線引きする必要があるの」

ケンジの譲歩:状況によって変わる

「でもさ」ケンジも譲歩し始めた。「アヤの話聞いてて思ったんだけど、結局『友達に戻りたい』が成功するかどうかって、二人の関係性とか、別れた理由によるんじゃない?」

「どういうこと?」

「例えば、俺の場合は本当に他に好きな人がいたわけじゃないし、彼女のことは人として好きだったから、時間をかけて友達に戻れた。でも、俺が22歳の時みたいに、他に好きな人がいたり、保険をかけてたりする場合は、やっぱり上手くいかない」

「それはそうだね」

「だから、『友達に戻りたい』って言われた時、まず相手の本音を見極めることが大事だと思う。本当に友達として大切にしたいのか、それとも都合のいい関係を維持したいだけなのか」

アヤも同意した。「そうね。でも、その見極めが難しいのよね。男の人って、本音を隠すの上手いから」

「それは女性だって同じでしょ」ケンジが笑った。

二人が見つけた共通点

結局、議論は深夜まで続いた。最後に、二人は一つの結論に達した。

「結局ね」アヤが言った。「『友達に戻りたい』っていうのは、言う側の気持ちの整理方法であって、言われる側の気持ちは二の次なんだよね」

「それは…」ケンジは反論しようとしたが、続けた。「確かに、そういう側面はあるかもしれない。でも、嘘をついて付き合い続けるよりはマシだと思うんだよ」

「それもわかる」アヤも譲歩した。「でも、『友達に戻りたい』って言うなら、言われた側が断る権利もちゃんと尊重してほしい。『友達になれない』って言われたら、しつこく連絡したり、『冷たいな』とか責めたりしないでほしい」

「それは絶対だね」ケンジも強く頷いた。「拒否されたら、それを受け入れるのが大人の対応だと思う」

アヤは最後にこう言った。「女性側も、『友達に戻りたい』って言われた時、無理に受け入れる必要はないってことを知っておいてほしい。自分の気持ちに正直に、『無理です』って言っていいんだよ」

ケンジも付け加えた。「男側も、『友達に戻りたい』っていうのが、相手にとってどれだけ重い言葉か、理解する必要があると思う。安易に使うべき言葉じゃない」

客観的な結論:どちらも正しく、どちらも間違っている

この議論に絶対的な正解は存在しない。なぜなら、恋愛の終わり方は、二人の関係性や別れの理由、そして双方の成熟度によって大きく異なるからだ。

ケンジの主張「友達に戻りたいは誠実な提案」は、一定の条件下では正しい。本当に相手のことを人として大切に思っており、恋愛感情がなくなっただけであれば、時間をかけて友達関係に移行することは可能だ。完全に縁を切るより、良好な関係を維持できる可能性がある。

しかし、アヤの主張「友達に戻りたいは都合がいい逃げ道」も、多くの場合において正しい。特に、言われた側に未練が残っている場合、中途半端な関係は精神的な苦痛を長引かせ、次の恋愛に進むことを妨げる。また、別れを切り出す側が保険をかけている、罪悪感を減らそうとしているだけのケースも多い。

重要なのは、以下のポイントだ。

「友達に戻りたい」と言う側の責任:本当に友達として大切にしたいのか、それとも都合のいい関係を維持したいだけなのか、自分の本音に向き合う必要がある。また、相手が拒否する権利を尊重し、受け入れられなかった場合は潔く距離を置くべきだ。

「友達に戻りたい」と言われた側の選択権:無理に受け入れる必要は全くない。自分の気持ちに正直に、「できない」と断る勇気を持つことが、自分を守る最善の方法だ。

時間と距離の重要性:もし本当に友達に戻りたいなら、最低でも半年から1年は完全に距離を置き、お互いの気持ちをリセットする期間が必要だ。中途半端な期間をダラダラ続けることは、双方にとってマイナスにしかならない。

見極めの難しさ:相手の本音を見極めることは非常に難しい。だからこそ、自分の気持ちを最優先に考え、無理だと感じたらきっぱり断ることが大切だ。

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この記事を書いた人

動画クリエイター集団

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そんな生の声を対談しました。

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