今日は「付き合いたくないけど取られたくない」という男性心理について、男女それぞれの立場から本音で語り合ってみたいと思います。この問題、実は多くの女性が経験していて、でも男性側にも言い分があるようで。健太さん、美咲さん、よろしくお願いします。
美咲:いきなりだけど、この「付き合いたくないけど取られたくない」って心理、本当に理解できないの。だって矛盾してるでしょ?好きじゃないなら手放せばいいじゃない。なんでわざわざキープしようとするの?
健太:まあまあ、そう責めないでよ。確かに矛盾してるように見えるかもしれないけど、男にはそうなってしまう理由があるんだよ。俺たちだって好きでそうなってるわけじゃないんだから。
美咲:じゃあ聞くけど、どんな理由があるの?「自分のものにしておきたい」って、それって結局エゴじゃない?
健太:エゴって言われると反論しづらいけどさ、でもちょっと考えてみてよ。男ってね、自分に好意を持ってくれる人がいるってことで、自分の存在価値を確認してる部分があるんだ。それは女性だってあるでしょ?インスタでいいねがたくさんつくと嬉しいとか、そういうのと似てるかもしれない。
美咲:いやいや、それを一緒にしないでよ。インスタのいいねと、人の気持ちを弄ぶのは全然違うから。こっちは本気で好きになって、時間も感情も使ってるの。それを「自分の価値確認」のために利用されてるって、めちゃくちゃ失礼じゃない?
健太:利用してるつもりはないんだよ、本当に。ただ、その子が自分のことを好きでいてくれる状態が心地いいっていうか、安心するっていうか。付き合いたいわけじゃないけど、いなくなられるのは寂しいんだよね。
美咲:それって完全に都合のいい話じゃん。女の子の気持ちは考えないの?その子だって、いつか気持ちが通じるかもって期待して待ってるかもしれないのに。その期待を利用してるって自覚ある?
健太:うーん、正直に言うと、そこまで深く考えてない時もある。でもさ、女の子の側だって、はっきり断られてないなら自分で見切りをつけることもできるわけじゃない?なんで男だけが悪いみたいに言われるの?
美咲:出た出た、その論理。「断ってないのは女の責任」って言いたいわけ?でもね、男の人って曖昧な態度取るじゃない。完全に拒否はしないで、たまに優しくしたり、他の男と仲良くしてると急に連絡してきたり。それって「脈あるかも」って思わせる行動でしょ?
健太:それは、その時は本当にちょっと気になってたりするんだよ。他の男と仲良くしてるの見ると、なんか焦るっていうか、このまま離れていっちゃうのかなって。
美咲:それって結局、失いたくないだけで、大切にしたいわけじゃないんでしょ?本当に好きなら付き合うはずだもん。失いたくないけど付き合いたくないって、要するに「便利な存在でいてほしい」ってことじゃない?
健太:便利って言い方はひどいな。でも、まあ、そう取られても仕方ない部分はあるかも。ただね、男の立場から言わせてもらうと、俺たちだって恋愛にはリスクがあるわけ。付き合ったら責任が生まれるし、うまくいかなかったら傷つくし。だから慎重になってしまうんだよ。
美咲:慎重になるのはわかるよ。でも、慎重と曖昧は違うでしょ。慎重なら「今は付き合えない」ってはっきり言えばいい。曖昧にしておいて、相手が離れそうになったら引き留めるのは、慎重じゃなくてずるいだけ。
健太:確かにそう言われると返す言葉がないな。でもさ、俺が思うのは、この問題って男だけの責任じゃないと思うんだよ。女の子だって「この人は私のことどう思ってるんだろう」って、はっきり聞けばいいじゃない。聞かないで勝手に期待して、勝手に傷ついてる部分もあるんじゃない?
美咲:それは一理あるかもしれない。でもね、聞いても曖昧に返す男の人多いじゃん。「今はちょっと」とか「タイミングが」とか。それって結局、はっきり断ると嫌われるかもしれないから、曖昧にしておこうっていう計算でしょ?
健太:まあ、嫌われたくないっていうのはあるよね。せっかく好きでいてくれてるのに、はっきり断ったら関係が壊れちゃうかもしれないし。
美咲:ほら、また自分本位。相手のためじゃなくて、自分が嫌われたくないから曖昧にしてるんでしょ?それって優しさじゃないよ。本当に相手のことを思うなら、早めにはっきり言ってあげた方が親切だと思う。
健太:そうだね、それは認める。でもさ、俺からも一つ言わせてもらうと、女の子って「察してほしい」文化があるじゃない?はっきり言わなくてもわかってほしいとか。それなのに、男には「はっきり言え」って求めるのはダブルスタンダードじゃない?
美咲:うーん、それは確かに。女も「好きです、付き合ってください」ってはっきり言えばいいのに、遠回しにアプローチして、相手の反応を見て、みたいなことしがちだもんね。お互いに曖昧なところがあるのかも。
健太:そうそう。だから俺が言いたいのは、この問題って男だけが悪いわけじゃなくて、コミュニケーションの問題だと思うんだよ。男も女も、もっとはっきり気持ちを伝え合えばいいんじゃないかな。
美咲:それは同意する。でもね、やっぱり「付き合いたくないけど取られたくない」って行動を実際にしてる側の責任は大きいと思う。好意を持たれてる側には、それに誠実に向き合う責任があるんじゃない?
健太:誠実に向き合うっていうのは、具体的にどうすればいいの?
美咲:まず、自分の気持ちを正直に伝えること。付き合う気がないなら、期待させるような行動は取らない。相手が他の人と仲良くしても嫉妬しない、というか嫉妬する権利がないって自覚すること。そして、相手の幸せを本当に願えるなら、その人が新しい恋に進むのを応援できるはず。
健太:なるほどね。確かにそれができたら理想的だけど、感情ってそんなに簡単にコントロールできないんだよ。頭ではわかってても、実際にその子が他の男と楽しそうにしてるの見たら、やっぱりモヤモヤするし。
美咲:その気持ちはわかるよ。でも、そのモヤモヤを相手にぶつけるのはお門違いでしょ。自分で処理してほしい。だって、その子からしたら「付き合ってくれないくせに束縛だけはしてくる」って、本当に迷惑なんだから。
健太:そっか、迷惑か。そこまで考えてなかったな。俺たちからすると、なんとなく居心地のいい関係を維持したいだけなんだけど、相手にとっては迷惑だったのか。
美咲:そうだよ。時間は有限なの。その子が君のこと待ってる間に、本当に大切にしてくれる人との出会いを逃してるかもしれない。それって、すごく残酷なことだと思わない?
健太:うん、言われてみればそうだね。俺、ちょっと考え直す必要があるかも。でもさ、最後に一つだけ言わせて。男がこういう心理になるのって、実は自分に自信がないからなんだよ。誰かに好かれてないと不安になる、自分の価値がわからなくなる。それって、ある意味かわいそうな状態でもあると思わない?
美咲:それはわかる。でも、自分のかわいそうな状態を癒すために、他人の気持ちを利用していいわけじゃないよね。自己肯定感の問題は、自分で解決するべきことであって、誰かの好意に依存して解決することじゃない。
健太:おっしゃる通りです。今日は色々と反省させられたよ。
さて、お二人の対談を聞いてきましたが、ここで客観的な結論を出してみたいと思います。
この問題において、やはり「付き合いたくないけど取られたくない」という行動を取る側、つまり男性側の責任が大きいと言わざるを得ません。理由は明確です。相手の好意を認識しながら、その期待を曖昧に維持し、自分の都合で相手を引き留めようとする行為は、相手の時間と感情を搾取していることに他ならないからです。
確かに、好意を寄せる側にも「はっきり確認する」「見切りをつける」という選択肢はあります。しかし、人は好きな相手に対しては判断力が鈍るもの。曖昧な希望を与えられれば、それにすがってしまうのは人間として自然な反応です。その心理を知りながら曖昧な態度を続けるのは、やはり誠実とは言えません。
とはいえ、この問題を「男が悪い」で終わらせるのも建設的ではありません。大切なのは、お互いが自分の気持ちに正直になり、相手を一人の独立した人間として尊重すること。「所有」ではなく「相互尊重」の関係を築くことが、結局は双方の幸せにつながるのではないでしょうか。
もしあなたが「取られたくない」と感じているなら、それは本当はその人のことが好きなのかもしれません。自分の心に正直に向き合ってみてください。そして、もしあなたが曖昧な関係に苦しんでいるなら、勇気を出して一歩踏み出してみてください。待っているだけでは、何も変わりません。
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