今回は、恋愛コンテンツを一緒に作っている男女ライター2人に、このテーマで本音をぶつけ合ってもらった。台本なし、打ち合わせなし、収拾がつかなくなりかけた場面もあったけど、それも含めてぜんぶ載せる。
登場人物: ケンタ(男・29歳) 恋愛系動画の構成担当。過去に「会いに行きまくった側」の自覚あり。 アヤ(女・27歳) 同じチームのライター。「会いに来られた側」の経験多数。自称・観察眼が鋭い女。
「また来た…どういうこと?」あなたが感じた違和感は正しい
アヤ: ねえ、まずさ、聞いていい? 付き合ってもないのに突然「近くにいるんだけど」って来る男性って、正直どういうつもりなの?
ケンタ: …いきなり核心ついてくるじゃん(笑)
アヤ: だって本題でしょ。私、実際に何回も経験あるんだけど、毎回なんか消化できないまま終わるんだよね。来てくれるのはドキドキするのに、帰った後に「…で、結局なんだったの?」ってなる。
ケンタ: わかる、わかる。でも男側から言わせてもらうと、「近くにいるから」って言葉、あれ本当に近くにいる場合と、わざわざ向かってる場合の2種類あるからね。
アヤ: …え、わざわざ向かいながら「近くにいるんだけど」って送るの?!
ケンタ: 送る。俺、やってた(笑)。好きな子に会いに行きたいんだけど、「会いに行っていい?」って直接聞くのが怖くて。「近くにいる」って言えば断りやすいかなって。
アヤ: …それ、完全に女側にリスク全投げしてますよね。
ケンタ: …(黙)
男が「会いに行く」時に頭の中で起きていること
ケンタ: まあでも聞いてよ、男の立場も。好きな人に告白するって、マジでリスクがでかいんだよ。振られた後の関係が終わるのが怖いし、「重い」って思われたくないし。だから会いに行くっていう行動で、ちょっとずつ距離を縮めようとしてる。
アヤ: つまり、告白できないから行動で代替してるってこと?
ケンタ: そう! それが伝わればいいんだけど…。
アヤ: 伝わらないんだよ!(笑) 来るけど何も言わないから「友達として来てるのかな」ってなるんだって。
ケンタ: あー、それは…確かに。俺も昔、好きな子に3回会いに行って、3回とも「また来てね〜」って見送られて。
(あの時、胸の奥がじわっと熱くなりながら同時に冷えていく感覚、今でも覚えてる。)
脈なしじゃなかったと今でも思いたいけど、向こうには「仲のいい友達」としか映ってなかった。あの3ヶ月、なんだったんだろうな…(泣)
アヤ: (笑いをこらえながら)…かわいそう。でもそれ、ちゃんと言葉にしなかった君が悪い。
ケンタ: わかってる。わかってるけど、難しいんだよ!
女が「また来た」と思った時に頭の中で起きていること
アヤ: じゃあ私も話す。私ね、前に3ヶ月くらい「毎週末、なんとなく来る男性」がいたの。
ケンタ: 毎週!
アヤ: そう。楽しいんだけど、何も起こらない。「好き」も言ってこない。帰り際に「またね」しか言わない。最初はドキドキしてたんだけど、だんだん「あれ、私、友達扱いされてる?」って。
ケンタ: それ、たぶん相手は好きだったと思う。行動できなかっただけで。
アヤ: そうかもしれないけど、女からしたら「来るなら何か言えよ!」ってなるんだよ。言葉がないと、好意が確認できないから、勝手に「友達なんだ」って答えを出して自分を守るようになっちゃう。
ケンタ: …それは知らなかった。
アヤ: そしてね、もっとリアルな話をすると。女は「来てくれる」こと自体はうれしいんだよ。でも同時に「これ、都合のいい女になってない?」って不安も走る。その2つが同時に来るから、毎回消化できないまま終わるんだと思う。
ケンタ: …それ、なんか申し訳なくなってきた(笑)
「好きだから」と「暇だから」を見抜く3つのポイント
アヤ: でもさ、全員が全員「好きで来てる」わけじゃないじゃん。正直、暇つぶしで来てる男性もいるわけでしょ?
ケンタ: …いる。いるね(沈黙)。
アヤ: でしょ! そこが怖いんだよ。「好き」と「暇」の行動が、外から見たら区別つかないの。だから女は毎回悩む。
ケンタ: じゃあ見分け方、男側から教える。
ポイント1:来る時間帯
ケンタ: 本気で好きな子には、昼間会いに行く。夜や深夜限定でしか来ない男は…正直、目的が違う可能性がある。
アヤ: それはわかりやすい。確かに昼間に来てくれた人は、その後ちゃんと告白してきたことが多い。
ポイント2:あなたのことを「聞いてくる」かどうか
ケンタ: 好きな子のことって、知りたくてたまらないんだよ。仕事どう?趣味は?最近どんなことがあった?って、気づいたら質問してる。
アヤ: 自分の話しかしてこない人は?
ケンタ: …それは正直、相手のことをそこまで見てない可能性がある。
アヤ: ですよね〜! あの人がそれだったんだよな(笑)。毎回自分の仕事の愚痴を聞かされてた。
(帰るたびに、なんか肩が重かった。)
ポイント3:次の約束を自分から作るかどうか
ケンタ: これ、マジで重要。本気なら「また会いたい」から自然と「次、〇〇行かない?」って言葉が出る。何も言わずに帰るのは、次に会うことへの熱量がそこまで高くないサインだと思う。
アヤ: …これ全部、もっと早く知りたかった(泣)
【失敗談】言葉がなかったせいで、すれ違いが起きた実話
ケンタ: 俺の黒歴史、話してもいい?
アヤ: どうぞ(笑)
ケンタ: 大学の時に好きな子がいて、毎週会いに行ってたんだよ。「好き」って言う勇気がなくて、行動で伝えようとしてた。
アヤ: で、どうなったの?
ケンタ: ある日「紹介したい人がいて」って言われて、合コンに誘われた。俺に彼女を見つけてほしかったみたいで。
…あの瞬間ね、椅子に座ってたのに足元がふわふわした感じがして、頭の中が一瞬真っ白になった。
アヤ: …(しばらく沈黙) それは…相手に伝わってなかったんだね。
ケンタ: そう。俺は行動で伝えてたつもりだったけど、向こうには「すごく優しい仲のいい友達」にしか見えてなかった。あの時間を返してくれとは言えないけど、「言葉にしろよ」って過去の自分に言いたい。
アヤ: そっか。それ聞いて、ちょっと男側の気持ちわかった気がする。
【成功事例】女がちょっと動いたら、あっさり進展した話
アヤ: じゃあ私の成功談も話す。
前に、同じように「なんとなく来る男性」がいて。毎回モヤモヤしてたんだけど、ある日思い切って「ねえ、〇〇くんって今好きな人いるの?」って聞いたの。
ケンタ: 直球!
アヤ: 「いたら言いにくいと思うけど、なんとなく気になって」って付け加えながら。そしたら、彼が一瞬黙って。
(あの3秒間、心臓がうるさかった。)
で、「…いるよ」って言ったの。「誰?」って聞いたら「お前」って。
ケンタ: うわ〜〜! 映画じゃん!
アヤ: 笑えるくらいドラマっぽかった(笑)。でもあのとき、私が聞かなかったらたぶん今でも「なんとなく来る男性」のままだったと思う。
ケンタ: 女側から動くの、ありなんだね。
アヤ: めちゃくちゃあり! 待ってるだけだと消耗するから。
あなたはどうしたい?気持ち別・次の行動ガイド
「私も好きかも」→ 距離を縮めるには
ケンタ: 男側の立場で言わせてほしい。遠回しに好意を伝えるより、「一緒にどこか行きたい」って具体的な提案をされる方が、動きやすい。「また来てね〜」より「次、〇〇のカフェ行ってみたいんだけど来ない?」って言葉の方が、男は動ける。
アヤ: わかる。環境を作った方が早いんだよね。
「正直よくわからない」→ 様子を見る方法
アヤ: この状態が一番消耗する(笑)。でも「好きな人いるの?」って聞くのがどうしても無理なら、彼が会いに来たときに「次いつ来る?」って聞いてみて。
ケンタ: それ、何がわかるの?
アヤ: 本気なら即答するか、真剣に考える。「わかんな〜い」ってあっさり返したら、そこまで熱量がない可能性が高い。
ケンタ: あ、それ使える。
「都合よく使われたくない」→ 距離を置く判断基準
アヤ: 夜しか来ない、自分の話しかしない、次の約束を作らない。この3つが揃ってたら…正直、時間を大切にした方がいい。
ケンタ: 男側も反省しないといけないけど、正直そういう男性はいる。
アヤ: 「でも来てくれてるから」って理由で関係を続けるのは、自分の感情を消費するだけ。
男と女、正直なところ「どっちが正しいか」
さて。ここまでケンタとアヤの対談を読んできて、どう感じた?
ケンタ: 俺の意見をまとめると、男が会いに来る行動には「本気のサイン」が込められてることが多い。行動できても言葉にできない、それが男の不器用さ。だから「来るけど何も言わない」は本気の裏返しである場合も多い、と主張したい。
アヤ: 私はね、行動だけじゃ女は判断できないって言いたい。来てくれること自体はドキドキする。でも言葉がなければ「好意」として受け取っていいのかわからない。モヤモヤしたまま待ち続けるのは、女側が一方的に消耗するだけ。
どちらが正しいか
男が行動で伝えようとする心理は、理解できる。でも言葉なしの行動は、受け取る側に全部の解釈を委ねることになる。それはフェアじゃない。
一方で、女が「言葉がなければわからない」と言うのも正しい。でも待ち続けるだけで自分から動かないのも、すれ違いを長引かせる一因になってる。
答えはこう。
男は「行動+言葉」をセットにしないと伝わらない。 女は「待つだけ」をやめた瞬間、関係が動き出す。
どちらかが一方的に悪いわけじゃない。ただ、どちらも「自分から動くのが怖い」という同じ感情を抱えているだけ。
「来てくれる」という事実は、確かにひとつのサインだ。あとはそれを、言葉で確かめるかどうか。それだけの話だったりする。
(編集後記) 対談終了後、ケンタは「これ公開するの恥ずかしい」と言っていた。アヤは「やっと男の本音が聞けた」とニヤニヤしていた。2人の関係は…現在も「ただの同僚」です(笑)。
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