「また友達と遊ぶの? 私との約束は?」
彼氏が友達を優先することに、モヤモヤしている女性は多いのではないでしょうか。せっかくのデートの約束があったのに、友達との飲み会が入ったからとドタキャンされる。週末は毎回友達と遊んでいて、二人の時間が全然取れない。
こんな状況が続くと、私のこと本当に好きなの?って不安になりますよね。
でも、男性側にも言い分があります。友達との付き合いは恋愛とは別物だし、彼女ができたからって友達を切り捨てるわけにはいかない。
今回は、付き合って2年になる友人カップルの康平と美穂に、このテーマについて本音で語り合ってもらいました。
美穂「康平、ちょっといい? 前から言いたかったことがあるんだけど」
康平「なに、改まって」
美穂「最近、友達との予定多くない? 私との時間、全然取れてないんだけど」
康平「そうかな。先週も会ったじゃん」
美穂「先週は1回だけでしょ。しかも夜ご飯だけ。土日は両方とも友達と遊んでたじゃない」
康平「まあ、たまたま予定が重なっただけだよ」
美穂「たまたまって、毎週そうじゃない。私、いつも後回しにされてる気がするの」
康平「後回しって、そんなつもりはないんだけどな」
美穂「じゃあ、なんで友達の誘いは断らないのに、私との約束は変更するの?」
康平「それは、友達との予定のほうが先に入ってたからで」
美穂「先に入ってたら優先されるの? 彼女より?」
康平「うーん、難しいところだな。でもさ、友達との付き合いって、簡単に断れないんだよ」
美穂「私との約束は簡単に断れるってこと?」
康平「そうじゃなくて。美穂とはいつでも会えるじゃん。友達は、みんなの予定が合うときじゃないと集まれないから」
美穂「いつでも会えるからって、後回しにしていいわけじゃないでしょ」
康平「後回しにしてるわけじゃないって。ただ、タイミングの問題で」
美穂「女性からすると、それって言い訳にしか聞こえないのよ」
康平「言い訳じゃないよ。俺は俺なりに、友達との関係も大事にしたいんだ」
美穂「私との関係は大事じゃないの?」
康平「大事だよ、もちろん。でも、友達との関係も同じくらい大事なの。どっちかを選べって言われても困る」
美穂「私は選んでほしいわけじゃないの。ただ、もう少しバランスを考えてほしいだけ」
康平「バランス?」
美穂「そう。今は明らかに友達に偏ってるでしょ。私との時間を、もっと確保してほしいの」
康平「でもさ、友達との付き合いを減らすのは難しいんだよ。長い付き合いだし、急に断り始めたら関係が壊れるかもしれない」
美穂「友達との関係が壊れるのは心配するのに、私との関係が壊れるのは心配しないの?」
康平「そうじゃなくて。美穂は俺のこと理解してくれると思ってるから」
美穂「理解してるからって、我慢し続けろってこと?」
康平「我慢っていうか、大人の付き合いとして」
美穂「それって、私に甘えてるだけじゃない?」
康平「甘えてるって言われると、返す言葉がないな」
美穂「私ね、康平のこと好きだから付き合ってるの。でも、いつも友達より後回しにされてると、大切にされてないって感じちゃうのよ」
康平「大切にしてるよ、俺なりに」
美穂「俺なりにって言われても、伝わってこないの。行動で示してほしいのよ」
康平「行動って、具体的には?」
美穂「例えば、週末のどちらかは私との時間に確保するとか、ドタキャンはしないとか」
康平「ルールを決めるってこと?」
美穂「ルールっていうか、約束。お互いに守る約束があれば、私も安心できるし」
康平「うーん、ルールで縛られるのは正直窮屈に感じるんだよな」
美穂「窮屈って、私との時間を確保することが窮屈なの?」
康平「そういう意味じゃなくて。自由に予定を決められないのが、ストレスになりそうで」
美穂「自由って、彼女がいても自由でいたいってこと?」
康平「そうじゃないけど、ある程度は自分の時間を持ちたいんだよ。友達と遊ぶ時間も含めて」
美穂「私は康平の自由を奪おうとしてるわけじゃないの。ただ、二人の時間も大切にしてほしいだけ」
康平「それはわかるよ。でも、俺の友達関係も理解してほしいんだ」
美穂「理解してるつもりよ。友達が大事なのはわかる。でも、彼女も同じくらい大事にしてほしいの」
康平「同じくらいって、比べるものじゃなくない?」
美穂「比べてるんじゃなくて、現状は友達が優先されてるから、バランスを取ってほしいって言ってるの」
康平「俺からすると、美穂は俺に依存しすぎてるように見えるんだよね」
美穂「依存?」
康平「俺がいないと寂しいとか、俺との時間がないと不安とか。そういうのって、依存じゃない?」
美穂「それは依存じゃなくて、普通の感情でしょ。彼氏と一緒にいたいって思うのは」
康平「でも、俺以外にも楽しみを見つけてほしいんだよ。友達と遊ぶとか、趣味を持つとか」
美穂「私だって友達はいるし、趣味もあるわよ。でも、彼氏との時間も欲しいの。それの何がいけないの?」
康平「いけなくはないけど、俺に全部を求めすぎてる気がして」
美穂「全部を求めてるんじゃなくて、最低限の時間を求めてるだけよ」
康平「最低限って、どのくらい?」
美穂「週に一回はちゃんとしたデートをしたいし、連絡も毎日取りたい。それって、そんなに高い要求?」
康平「高くはないと思う。ただ、俺の生活スタイルと合わせるのが難しいときもあるんだよ」
美穂「だから話し合ってるんじゃない。お互いに歩み寄れる方法を探したいの」
康平「歩み寄りか。具体的にはどうすればいい?」
美穂「まず、予定を前もって共有してほしい。友達との約束が入ったら、すぐに教えてくれれば、私も調整できるから」
康平「それはできると思う」
美穂「あと、ドタキャンはなしにしてほしい。一度決めた約束は守ってほしいの」
康平「友達から急に誘われたときは?」
美穂「私との約束があるなら、断ってほしい。逆の立場だったら、康平だって嫌でしょ?」
康平「まあ、確かにな」
美穂「私だって、康平が友達と遊ぶのを全部やめてほしいなんて思ってないの。ただ、優先順位をつけてほしいだけ」
康平「優先順位か。正直、友達と彼女、どっちが上とか決められないんだよな」
美穂「決められないって言うけど、今は明らかに友達が上になってるのよ」
康平「そうかな」
美穂「そうよ。だから私はこうやって話し合いたいって言ってるの」
康平「わかった。俺も考え直してみるよ」
美穂「本当に?」
康平「うん。美穂が不安に感じてるのは事実だし、俺なりにできることはやってみる」
美穂「ありがとう。私も、康平の友達関係を否定するつもりはないから」
康平「それは嬉しい。正直、友達のことを悪く言われるのは辛いんだよ」
美穂「言ってないでしょ、悪くなんて」
康平「直接は言ってないけど、友達と遊ぶたびに不機嫌になられると、遊ぶなって言われてる気分になるんだよ」
美穂「それは、康平が私との時間を大切にしてくれないからでしょ」
康平「だから、これからは気をつけるって」
美穂「じゃあ、具体的に決めましょう。週末は、土曜か日曜のどちらかは二人の時間にする。それでいい?」
康平「毎週は厳しいかもしれないけど、基本的にはそうするよ」
美穂「基本的にって、例外を作らないでよ」
康平「いや、友達の結婚式とか、どうしても外せないイベントもあるだろ」
美穂「それは仕方ないわ。でも、普段の遊びは調整してほしいの」
康平「わかった。やってみるよ」
【結論】
この対談を通じて見えてきたのは、「友達優先」という問題の背景にある、男女の価値観の違いです。
男性にとって友達との時間は、恋愛とは別の大切な居場所です。彼女ができたからといって友達関係を切り捨てることはできないし、長年築いてきた絆を守りたいという気持ちは理解できます。また、束縛されることへの抵抗感も、男性特有の心理として存在します。
一方、女性にとっては、彼氏との時間は愛情を確認する大切な機会です。いつも友達を優先されると、自分は大切にされていないと感じてしまうのは自然な感情です。不安や寂しさを抱えながら我慢し続けることは、精神的な負担になります。
どちらが正しいかと問われれば、どちらの気持ちも正当なものです。ただし、関係を健全に保つためには、お互いの歩み寄りが必要です。
具体的には、予定の共有、ドタキャン禁止などのルール作りが効果的です。また、女性側も彼氏に依存しすぎず、自分の時間を充実させることで心の余裕が生まれます。男性側は、彼女の不安な気持ちを理解し、行動で愛情を示す努力が求められます。
大切なのは、相手を否定せずに話し合うこと。友達か彼女かという二者択一ではなく、どちらも大切にできるバランスを一緒に探していくことが、長続きするカップルの秘訣なのではないでしょうか。
コメント