「最初は優しかったのに、付き合ったら束縛がひどくなった」「彼の行動が愛情なのか支配なのか分からない」そんな悩みを抱えている女性は少なくありません。一方で、男性からすると「心配しているだけなのに、束縛って言われる」という不満もあるでしょう。今回は、支配欲が強い男性の特徴と見分け方について、男女それぞれの視点から本音で語り合います。
女「今日のテーマは『支配欲が強い男性の見分け方』なんだけど、これって女性にとっては本当に切実な問題なのよね」
男「そうか?でも、『支配欲が強い』って言葉自体、ちょっと大げさじゃない?男が彼女を心配したり、守ろうとしたりするのは自然なことだろ」
女「心配と支配は違うのよ。私の友達の話なんだけど、付き合い始めた途端に、彼氏から『どこにいるの』『誰といるの』『何時に帰るの』って細かく聞かれるようになったの。最初は『愛されてる』って思ったけど、だんだん息苦しくなって別れたわ」
男「それは極端な例だろ。でも、好きな人のことが気になるのは普通じゃない?連絡が欲しいのも、心配してるからだよ」
女「程度の問題なのよ。たまに『今日は楽しかった?』って聞くのと、行動を逐一報告させるのは全然違う。支配欲が強い男性って、最初はすごく優しいの。『運命の相手だ』『こんなに素敵な人は初めてだ』って特別扱いしてくれる。でも、それは相手を早く自分のものにしたいっていう焦りの表れなのよ」
男「いや、本気で好きだからそう言ってるんじゃないの?俺だって、本気で好きな人には『特別だ』って伝えたくなるけど」
女「問題は、その『特別扱い』が急速すぎる場合よ。知り合って間もないのに『他の男との連絡を断って』とか、『SNSのパスワードを教えて』とか言われたら、それはもう愛情じゃなくて支配よ」
男「SNSのパスワードはさすがに俺もやりすぎだと思うけど、他の男と連絡してほしくないっていう気持ちは分かるな。嫉妬って、ある程度は愛情の証拠じゃない?」
女「嫉妬と束縛は違うの。嫉妬は感情で、束縛は行動よ。嫉妬を感じても、それを行動でコントロールしようとしないのが健全な関係。でも支配欲が強い男性は、自分の不安を解消するために、相手の自由を奪おうとするの」
男「うーん、そう言われるとそうかもしれないけど。でも、女性側にも問題があることはないの?たとえば、彼氏がいるのに他の男と二人で会うとか、そういうのがあったら心配するのは当然だろ」
女「それは話し合いで解決すべき問題でしょ。『俺の言うことを聞け』じゃなくて、『こういう状況が不安だから、一緒に解決策を考えよう』って言えばいいじゃない。支配欲が強い男性は、話し合いをせずに一方的にルールを押し付けてくるのよ」
男「なるほど。コミュニケーションの取り方の問題か」
女「そう。あと、支配欲が強い男性には共通する特徴があるの。あなたの選択を否定して、自分の意見を押し付けてくるとか」
男「たとえば?」
女「服装に口出しするとか。『その服は露出が多い』『その色は似合わないから変えて』って。デートの場所も、時間も、食事の店も全部自分で決めて、私が提案すると理由をつけて却下するの」
男「でも、男がリードすべきって風潮もあるじゃん。女性もリードしてくれる男性が好きって言うこと多いだろ」
女「リードと支配は違うのよ、さっきも言ったけど。リードは相手の意見を尊重しながら導くこと。支配は相手の意見を無視して自分の思い通りにすること。『どこに行きたい?』って聞いてくれた上で、いい場所を提案してくれるのがリード。最初から聞きもせずに全部決めて、こちらの意見を却下するのは支配」
男「その線引きって難しくない?俺としては良かれと思ってやってることが、支配って言われたら悲しいんだけど」
女「じゃあ聞くけど、彼女が『私はこうしたい』って言ったとき、あなたはどう反応する?」
男「うーん、内容によるけど、基本的には受け入れるかな」
女「それなら大丈夫よ。支配欲が強い男性は、相手の意見を『受け入れる』ことができないの。常に自分が正しくて、相手は間違っているという前提で話してくる」
男「あー、そういう人いるな。確かにそれは問題だ」
女「あと怖いのは、『罪悪感を植え付ける』っていう手口よ」
男「罪悪感?」
女「たとえば、彼の機嫌が悪いときに『お前が○○しなかったからだ』って言われるの。自分の感情の責任を相手に転嫁するの。それを繰り返されると、女性は『私が悪いんだ』って思い込むようになる」
男「それは精神的な虐待じゃないか」
女「そうなのよ。でも、当事者は気づきにくいの。だって、最初は優しかったし、『愛してるからこそ厳しくしてる』なんて言われると、信じたくなるでしょ」
男「それは辛いな。でも、男側の言い分も聞いてくれよ。俺たちだって、彼女を失いたくないから必死なんだ。不安だから連絡が欲しくなるし、他の男に取られたくないから嫉妬する。それを全部『支配欲』って言われると、どうすればいいか分からなくなる」
女「その気持ちは分かるわ。不安を感じること自体は悪いことじゃないの。問題は、その不安を解消するために、相手の自由を奪おうとすること。不安なら、それを素直に伝えればいいじゃない。『ちょっと不安だから、たまに連絡くれると嬉しいな』って言えば、ほとんどの女性は理解してくれると思うわ」
男「なるほど。コントロールするんじゃなくて、気持ちを伝えるってことか」
女「そう。支配欲が強い男性は、自分の弱さを見せられないのよね。だから、不安を認める代わりに、相手をコントロールしようとする。でも、本当に強い男性は、自分の弱さも認められるの」
男「それは耳が痛いな。俺も、不安を隠すために強がることあるから」
女「正直に言ってくれてありがとう。でも、そうやって自覚できてるなら大丈夫よ。支配欲が強い男性の問題は、自分が支配的だって気づいてないこと。むしろ、『俺はこんなに彼女のことを想ってるのに』って被害者意識を持ってることも多いの」
男「じゃあ、女性側はどうやって見分ければいいの?」
女「いくつかポイントがあるわ。まず、関係を急速に進めようとするかどうか。知り合って間もないのに、毎日の連絡を要求したり、他の人との関係を断つよう求めたりしたら要注意。あと、あなたの小さな選択を尊重してくれるかどうか。デートの場所とか、何を食べるかとか、そういう些細なことで、あなたの意見を聞いてくれるか」
男「小さなことで分かるのか」
女「そうよ。小さなことで支配的な人は、大きなことではもっと支配的になる。あと、あなたの成功を喜んでくれるかどうかも大事。昇進したとか、資格を取ったとか、そういうときに心から喜んでくれる人は安心していいわ。でも、わざと水を差すようなコメントをしたり、不機嫌になったりする人は要注意」
男「なんで成功を喜ばないんだ?」
女「あなたが成長すると、自分から離れていくんじゃないかって恐れてるの。支配欲が強い人は、自己肯定感が低いことが多いのよ。だから、相手を自分より下に置くことで安心しようとする」
男「なるほど。根本的には自信のなさから来てるってことか」
女「そうなの。だから、支配欲が強い男性に引っかからないためには、女性自身の自己肯定感も大事なのよ。自分の価値を分かっていれば、相手の過度な褒め言葉や依存的なアプローチに惑わされないから」
男「逆に言うと、自己肯定感が低い女性は狙われやすいってこと?」
女「残念ながら、そういう傾向はあるわね。だから、恋愛だけに人生を委ねないことが大事。仕事や趣味、友人関係を大切にして、恋愛以外にも自分の居場所を持っておくこと」
男「それは男女関係なく大事なことだな」
女「そうね。あと、少しでも違和感を感じたら、信頼できる人に相談すること。支配的な男性は、あなたを周りから孤立させようとするから、第三者の目を入れることが大事なの」
男「俺も、もし友達がそういう状況にいたら、ちゃんと声をかけるようにするよ」
女「お願いね。男性からの声かけは、特に効果があると思うわ」
二人の対談を通じて見えてきたのは、「心配」と「支配」の境界線は、コミュニケーションの取り方にあるということです。
男性が彼女を心配し、守りたいと思う気持ちは自然なものです。しかし、その気持ちを「相手をコントロールする」という形で表現すると、それは支配になります。不安を感じたら、それを素直に伝え、二人で解決策を考える。相手の意見を尊重し、小さな選択の自由を認める。そういった姿勢があれば、健全な関係を築くことができます。
どちらが正しいかという問いに対しては、「どちらの視点も理解すべき」と言えるでしょう。男性は自分の不安を認め、コントロールではなくコミュニケーションで解決する方法を学ぶべきです。女性は自己肯定感を高め、違和感を見逃さず、必要なときには「NO」と言える強さを持つべきです。
支配的な関係に陥らないための最良の防御は、お互いを対等なパートナーとして尊重し合うことです。どちらかが上、どちらかが下という関係ではなく、二人で一緒に歩んでいける関係を目指してください。
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