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恋するのが怖い人たち、男女で本音をぶつけ合ったら大論争に

「自分は人を好きになっちゃいけない」そう思ったことがある人は、意外と多いかもしれない。過去の傷や自信のなさから、恋愛にブレーキをかけてしまう。今回は、そんな悩みを抱える30代前半の独身男性・遼と、同じく30代前半の独身女性・綾香が、それぞれの立場から本音をぶつけ合った。

遼「俺さ、正直なところ、女性を好きになるのが怖いんだよね。前の彼女に裏切られてから、また同じ目に遭うんじゃないかって思っちゃって。だから『好きになっちゃいけない』って自分に言い聞かせてる」

綾香「その気持ち、すごく分かる。でも、それって男性の方が有利な立場だからこそ言えることじゃない?女性は好きになること自体が弱みになるのよ。男性は好きになっても主導権握れるけど、女性が好きになったら従属的な立場になりやすいから、もっと慎重にならざるを得ないの」

遼「有利って何が?男だって傷つくし、むしろ男は好きになったら一直線に突っ走って、結果的にボロボロになることの方が多いんだけど。女性は計算できるじゃん。男の気持ちをコントロールしたり、保険かけたりさ。俺たちの方が不器用で、好きになったら全部賭けちゃうタイプなんだよ」

綾香「計算だなんて、女性をなんだと思ってるの。私たちだって必死なのよ。ただ、社会的に見て女性が恋愛で失敗すると、『年齢が』とか『選り好みしすぎ』とか言われるでしょ?男性は何歳になっても需要があるって言われるけど、女性には期限があるように扱われる。だから、好きになるのが怖いのよ。失敗できないプレッシャーが男性よりずっと重いの」

遼「それは社会の問題であって、個人の恋愛とは別でしょ。俺が言ってるのは、女性は好きになっても、その気持ちを駆け引きに使えるってこと。男が告白して断られたら終わりだけど、女性は告白されるのを待つ立場でいられる。つまり、リスクが低いんだよ。俺みたいに『好きになっちゃいけない』って思うのは、告白して玉砕する恐怖があるからなんだよね」

綾香「待つ立場って、それこそ受け身で不安なのよ。好きな人が自分を選んでくれるかどうか、コントロールできないじゃない。男性は自分からアクションを起こせる分、主体性があるでしょ?女性が積極的にアプローチすると『ガツガツしてる』って思われるし、かといって待ってるだけだと『興味ないのかな』って離れていく。どっちに転んでも女性が損する構造なのよ」

遼「でもさ、女性が『好きになっちゃいけない』って思う理由って、結局は自己防衛でしょ?俺の場合は違うんだよ。前の彼女が浮気してさ、それで『自分は人を見る目がない』『また騙されるんじゃないか』って思うようになって。これって男特有の問題だと思うんだよね。男は一度信じたら疑わないから、裏切られたときのダメージがでかい」

綾香「男特有って決めつけないでよ。女性だって裏切られることあるわ。むしろ、女性の方が感情的に深く傷つくって言われてるでしょ。私の友達なんて、元カレに『お前なんか誰も好きにならない』って言われて、それから5年間恋愛できなくなったのよ。女性は言葉の暴力でトラウマになりやすいの。男性の方が切り替え早いじゃない」

遼「切り替え早いって、それは表面上だけだよ。男は感情を表に出さないから、周りには分からないだけで、内心ずっと引きずってることが多いんだ。俺も元カノのこと、もう3年経つのにまだ完全には忘れられてない。だから新しい人を好きになるのが怖いんだよ。また同じように裏切られたら、今度こそ立ち直れない気がして」

綾香「3年も引きずってるのは、それはあなたが前に進む努力をしてないからじゃないの?女性はもっと早く立ち直ろうと必死に自分磨きしたり、友達に相談したり、前向きになろうとするわ。男性は傷ついたままウジウジしてるだけで、何も行動しないから余計に長引くのよ」

遼「行動してるよ。仕事に打ち込んだり、趣味増やしたり。でも、それと恋愛の傷は別なんだよ。女性は友達とベラベラ喋って共感してもらって癒されるかもしれないけど、男はそういうの苦手だし、一人で抱え込むしかないの。だから余計に『好きになっちゃいけない』って思っちゃうんだよ。また傷ついて、また一人で苦しむのが嫌なんだ」

綾香「一人で抱え込むのは、男性のプライドが邪魔してるだけでしょ。素直に助けを求めればいいのに、『男だから弱音を吐けない』って勝手に縛られてる。女性はそういうの割り切って、必要なら心理カウンセリングとか受けるわよ。男性こそ、もっと感情をオープンにすればいいのに」

遼「簡単に言うなよ。男が弱音吐いたら『頼りない』って思われるじゃん。特に恋愛において、男が傷ついてますなんて態度見せたら、女性は引くでしょ?だから表面上は強がって、心の中で『もう好きになりたくない』って思うしかないんだよ」

綾香「引かないわよ、そんなの。むしろ、弱さを見せてくれる男性の方が人間らしくて魅力的だと思うけど。ただ、それを延々と愚痴られるのは困るけどね。でも、女性が『好きになっちゃいけない』って思う理由は、もっと深いのよ。自己肯定感の問題なの。『私なんかが好きになっても、相手に迷惑かけるだけ』って思っちゃう。これって、社会が女性に『完璧であれ』って押し付けてきた結果なのよ」

遼「自己肯定感が低いのは男も同じだよ。特に恋愛経験少ない男は『俺なんかが好きになったところで、どうせ相手にされない』って思ってる。でも、それを言い訳にして行動しないのは違うと思うんだよね。好きになっちゃいけないって思うこと自体が、逃げじゃないの?」

綾香「逃げって言うけど、それは自己防衛なのよ。特に女性は、好きになることで自分を見失いがちなの。相手に依存しちゃったり、自分を犠牲にしすぎたり。だから、『好きになっちゃいけない』って自分にブレーキかけるのは、ある意味賢明な判断なのよ。男性は好きになっても自分を保てるでしょ?女性はそうじゃないの」

遼「自分を保てるって、どういう意味?男だって好きになったら相手中心になるよ。デートの予定立てるのも、連絡取るのも、基本的に男から動くじゃん。それって十分依存してるってことでしょ?女性の方が、好きでも冷静に『この人でいいのか』って判断できるじゃん」

綾香「冷静に判断してるんじゃなくて、せざるを得ないのよ。女性は結婚とか将来とか考えると、恋愛感情だけで突っ走れないの。『この人と一緒にいて幸せになれるか』『経済的に大丈夫か』『価値観が合うか』、全部考えなきゃいけない。男性は好きって気持ちだけで突き進めるから、ある意味楽よね」

遼「楽じゃないって。むしろ、そういう計算高いのが女性の怖いところなんだよ。男は純粋に好きだから告白するのに、女性は条件込みで判断してる。それって愛じゃなくて取引でしょ?だから俺は『好きになっちゃいけない』って思うんだ。どうせ条件で判断されるなら、好きになるだけ無駄じゃん」

綾香「条件って言うけど、現実的に考えることの何が悪いの?恋愛だって人生の一部なんだから、将来を考えるのは当然でしょ。男性だって、結局は若くて可愛い女性が好きでしょ?それだって条件じゃない。お互い様なのに、女性だけが計算高いみたいに言わないでよ」

遼「そりゃ見た目も大事だけど、でも本当に好きになったら関係ないよ。俺が前に好きだった女性は、客観的に見たら美人ってタイプじゃなかったけど、仕草とか笑顔とか、全部が愛おしかった。それって条件じゃなくて、感情でしょ?女性はそういう感情より、スペックで選ぶじゃん」

綾香「それは偏見よ。女性だって感情で好きになるわ。ただ、感情だけで突っ走って失敗した経験があるから、慎重になってるだけ。男性は失敗しても『次があるさ』って思えるかもしれないけど、女性は年齢的なプレッシャーもあって、失敗を恐れるの。だから『好きになっちゃいけない』って思うのよ。また失敗したらどうしようって」

遼「年齢のプレッシャーって、それ本当にあるの?俺の周り見てると、30代でも40代でも恋愛してる女性いるけど。それより、男の方が年齢重ねると『おじさん』扱いされて、恋愛市場から外されるじゃん。若い女性は同年代か年上を選ぶし、同年代の女性は若い男を選ぶし。男の方がよっぽど不利だよ」

綾香「それは一部の話でしょ。統計的に見ても、女性の方が年齢で評価されるのは事実よ。男性は年齢を重ねても『渋い』『頼りがいがある』って言われるけど、女性は『おばさん』『賞味期限切れ』って言われる。この差は大きいわ。だから女性は、好きになることに対してもっと慎重にならざるを得ないの」

遼「でもさ、結局のところ『好きになっちゃいけない』って思ってる限り、幸せな恋愛なんてできないよね。男も女も。俺も最近気づいたんだけど、過去の傷にいつまでも縛られてたら、新しい幸せは来ないんだよ。だから、少しずつでも前に進まないとって思い始めてる」

綾香「それは正論だけど、実際に行動するのは難しいのよ。自己肯定感上げるとか、過去を手放すとか、言うのは簡単だけど、どうやってやるのよ。具体的な方法がないと、ただの精神論で終わっちゃうわ」

遼「俺がやってるのは、小さな成功体験を積むことかな。仕事でも趣味でも、何でもいいから『自分できるじゃん』って思える瞬間を増やす。それが自信になって、恋愛にも前向きになれる気がするんだ。あと、無理に好きにならなくてもいいから、人と会う機会を増やすとか」

綾香「それは男性だからできることよ。女性は人と会う機会増やしたら『必死』って思われるし、自分磨きしすぎたら『高望み』って言われるし。何をやっても批判される感じがするの。だから、『好きになっちゃいけない』ってブレーキかけた方が、傷つかなくて済むのよ」

遼「批判されるのが怖いって、それこそ他人の目を気にしすぎでしょ。恋愛って、自分と相手の二人の問題じゃん。周りがどう思うかなんて関係ないよ。俺は、好きになることを自分に許すって決めたんだ。また傷つくかもしれないけど、それでも好きになる勇気を持ちたいって」

綾香「勇気って、簡単に言うわね。じゃあ具体的にどうするのよ。好きになった相手が地雷だったらどうするの?また傷ついて、また『好きになっちゃいけない』って思うんじゃないの?」

遼「だから、人選が大事なんだよ。俺が今心がけてるのは、『この人と一緒にいて、自分が好きでいられるか』って基準で相手を見ること。前は相手のことばかり考えてたけど、自分の気持ちも大事にしようって思ってる。それが幸せな恋愛の第一歩だと思うんだよね」

綾香「それ、女性が言ってきたことじゃない。『自分を大切にしよう』って。男性がやっと気づいたのね。でも、女性はずっとそれを実践しようとしてきたのよ。ただ、社会が『女性は尽くすべき』『男を立てるべき』って押し付けてきたから、なかなか実現できなかっただけ。今やっと、女性が自分軸で恋愛を選べる時代になってきたのよ」

遼「自分軸って、結局は自分勝手ってことじゃないの?恋愛ってお互いの妥協と歩み寄りでしょ。自分軸だけ主張してたら、相手と合わないよ」

綾香「自分軸と自分勝手は違うのよ。自分を大切にしながら、相手も尊重する。それがバランスの取れた恋愛なの。男性は『俺に合わせろ』って態度が多いから、女性が『自分軸』って言うと自分勝手だと勘違いするのよ」

遼「そんなこと言ってないけど。俺が言いたいのは、『好きになっちゃいけない』って思い込みを捨てて、もっと自然体で恋愛に向き合えたらいいなってこと。男も女も、過去の傷に縛られないで、新しい恋に挑戦できたらいいじゃん」

綾香「理想論ね。でも、現実はそう簡単じゃないのよ。傷は簡単には癒えないし、トラウマはふとした瞬間に蘇る。それでも前に進むのは、すごく勇気がいることなの。男性はその重さを理解してないわ」

遼「理解してるよ。だからこそ、一歩ずつでいいから進もうって言ってるんじゃん。完璧を求めないで、失敗してもいいから、また好きになる勇気を持とうよ」

客観的な結論

この二人の議論から見えてくるのは、男女ともに「好きになることへの恐怖」を抱えているという事実だ。ただし、その恐怖の根源は微妙に異なる。

男性の場合、過去の裏切りや拒絶の経験から、「また傷つくのではないか」という不安が強い。告白する立場として、自分から行動を起こさなければならないプレッシャーと、断られたときの痛みを恐れている。

女性の場合、社会的なプレッシャーや自己肯定感の低さから、「自分が好きになる資格があるのか」「また失敗したらどうしよう」という不安を抱えている。年齢や容姿、社会的評価など、外的要因による制約を感じやすい傾向がある。

しかし、どちらの性別であっても、「好きになってはいけない」という思い込みは、自分で自分を縛る防衛機制に過ぎない。確かに恋愛にはリスクがある。傷つく可能性もある。でも、それを恐れて何もしなければ、幸せな恋愛は永遠に訪れない。

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この記事を書いた人

動画クリエイター集団

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