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「彼氏いたことない」を正直に言うべきか?男と女の本音バトル

ケンジ(32歳・営業職)とアヤ(28歳・デザイナー)が、久しぶりに集まった飲み会で盛り上がったのは、アヤの友人の話からだった。「彼氏いたことないって、初デートで言ったらフラれたらしいよ」という一言が、二人の熱い議論の火蓋を切った。

ケンジの主張:男は正直に言ってほしい派

「俺はね、むしろ言ってほしいタイプだな」ケンジはグラスを傾けながら話し始めた。「だって、変に隠されて後から『実は…』って言われる方が、なんか裏切られた気分になるじゃん。最初から知ってたら、こっちも心構えができるし」

彼の経験では、3年前に付き合った女性が、交際半年後に「実は元カレ7人いる」と告白してきたことがあったという。「それまで『過去の恋愛?あんまり…』とか濁してたから、てっきり1、2人かと思ってたわけ。そしたら7人って。いや、別に7人が悪いわけじゃないよ?でも、なんでもっと早く言わなかったのかなって、そっちの方がモヤモヤしたんだよね」

ケンジは続ける。「逆に『彼氏いたことない』って素直に言ってくれる子は、嘘つかない誠実な子なんだなって思える。しかもさ、男の本能として『守ってあげたい』って気持ちが湧くんだよ。俺が初めての彼氏になれるって、なんか特別な感じがするじゃん。責任感も生まれるし、大切にしようって思う」

アヤの反論:女は状況次第で言わない方がいい派

「ちょっと待って」アヤが手を上げた。「ケンジの言うことも分かるよ。でもね、それって理想論なんだって。現実はもっと厳しいの」

アヤ自身、25歳まで彼氏がいなかったという。「私も正直に言ってみたことあるよ。でも、相手の反応は『え、なんで?』『何か問題あるの?』『もしかして性格に難ありとか?』って探られるわけ。まるで私が欠陥品みたいな扱いされて、すごく傷ついた」

彼女によれば、女性が恋愛経験ゼロだと言うと、男性は必ず「理由」を探そうとする。「仕事や趣味に打ち込んでただけなのに、『高望みしすぎ』とか『男を見る目が厳しすぎる』とか勝手に決めつけられるの。それで、結局『面倒くさそう』って距離置かれるパターンが多い」

「あとね」アヤは少し声を落とした。「『彼氏いたことない』って言うと、一部の男性は『じゃあ手も繋いだことないの?キスは?』とか、変に興味本位で聞いてくる人もいるわけ。セクハラすれすれのこと言われたこともある。そういう経験すると、もう正直に言いたくなくなるよね」

ケンジの反撃:それは相手が悪いだけ

「いや、それは相手の男がクソなだけでしょ」ケンジは即座に反論した。「そんなこと聞いてくる男、マジでありえないから。俺の周りにはいないけどな」

「でも実際いるんだって!」アヤは声を荒げた。「ケンジみたいな優しい男ばかりじゃないの。むしろ、そういうデリカシーない男の方が多いくらいだよ」

ケンジは考え込んだ。「確かに…。でもさ、そういう反応する男は、結局付き合っても上手くいかないタイプじゃない?最初に分かって良かったって思えば?変に取り繕って付き合い始めても、後から絶対ボロが出るし」

「それはそうだけど」アヤは渋々認めた。「でも、傷つくのは事実なわけで。だったら最初から言わない方が、無駄に傷つかなくて済むじゃん」

アヤの本音:女性側のプレッシャー

アヤはさらに続けた。「あとね、これは女友達とよく話すんだけど、『彼氏いたことない』って言うと、『純粋』とか『可愛い』って言ってもらえるのって、せいぜい23、24歳までなんだよね。25歳超えると、もう『え、なんで?』の方が強くなる。30近くになったら完全にマイナス評価」

「そうなの?」ケンジは驚いた様子だった。

「そうなの。男は何歳でも『守ってあげたい』とか言ってもらえるかもしれないけど、女は年齢が上がるほど『経験不足』がネガティブに捉えられるの。『恋愛スキルがない』『気遣いができない』『重い女』って思われるリスクが高くなる」

アヤの友人の中には、30歳で初めて彼氏ができた女性がいるという。「その子は最初、正直に『初めてです』って言ったら、相手の男性が明らかに引いた顔したらしい。『俺、そういうの無理かも』って直接言われたって。結局その人とは上手くいかなくて、次からは『経験あるフリ』してるらしいよ」

ケンジの視点:男のプレッシャーもある

「でもさ」ケンジも真剣な表情になった。「男だって、『彼女の初めての彼氏』ってプレッシャー、実はめちゃくちゃ重いんだよ。もし傷つけたら?もし上手くいかなかったら?その子の恋愛観を歪めてしまったら?って考えると、正直怖い部分もある」

ケンジの友人で、恋愛経験ゼロの女性と付き合った男性がいたという。「その友達は『最初は可愛いなって思ってたけど、付き合ってみたら何もかも教えなきゃいけなくて疲れた』って言ってた。デートプランも全部自分で決めなきゃいけないし、相手の様子を常に気にしなきゃいけないし、『俺がしっかりしなきゃ』って責任感が重すぎて、結局半年で別れたらしい」

「ほら!」アヤが勝ち誇ったように言った。「だから言ったじゃん。『面倒くさい』って思われるの」

「いや、でもそれって」ケンジは反論しようとしたが、アヤが続けた。

「でもね、逆に考えてみてよ。私たちだって、相手の『初めて』を背負う責任、理解してるの。だから余計に、軽々しく言えないんだよ。重く受け止められて距離置かれるくらいなら、最初は黙っておいて、ある程度関係が深まってから伝える方が安全じゃない?」

ケンジの経験談:タイミングの重要性

「タイミングか…」ケンジはグラスを置いた。「確かにそれはあるかもな。俺、実は前に『付き合う前』に言われた時と、『付き合って2ヶ月後』に言われた時、両方経験あるんだ」

「えっ、どっちが良かった?」アヤが身を乗り出した。

「正直、2ヶ月後に言われた時の方が受け止めやすかったかも。既に彼女のこと好きだったし、一緒にいて楽しいって分かってたから、『そうなんだ、でも関係ないよ』って自然に思えた。付き合う前に言われた時は、正直『あ、責任重いな』って一瞬ビビったもん」

アヤは勝ち誇った笑みを浮かべた。「でしょ?だから、最初から言わない方がいい場合もあるってことじゃん」

「でも」ケンジはすぐに付け加えた。「だからって嘘つくのはダメだよ。聞かれたら正直に答える。ただ、自分から積極的に言う必要はないってことじゃない?」

アヤの妥協案:相手を見極めてから

「そうね」アヤも少し柔らかい表情になった。「私が言いたいのは、『相手を見極めてから』ってこと。いきなり初対面で言う必要ないし、ある程度信頼関係ができてから伝えればいい。それに、伝え方も大事だよね」

彼女は自分の経験を語った。「私が今の彼氏に言った時は、付き合って1ヶ月くらい経ってから。『実はね、あなたが初めての彼氏なの』って、すごく緊張しながら伝えたら、彼は『え、マジ?全然そんな感じしなかったよ。でも、俺で良かったの?』って、すごく優しく受け止めてくれた。それで『だからこそ、あなたのことすごく好きなんだって伝えたかった』って続けたら、彼も嬉しそうだった」

「いい話じゃん」ケンジが笑った。「それって、タイミングと伝え方が良かったんだろうな。『初めてだから不安』じゃなくて、『あなただから良かった』って前向きに伝えたのがポイントだよね」

ケンジの結論:正直さは大事だが、戦略も必要

「結局さ」ケンジはまとめるように言った。「男としては正直に言ってほしい気持ちが強い。でも、アヤの話聞いてて思ったのは、『言い方』と『タイミング』次第で、全然受け取られ方が変わるんだなって」

彼は続けた。「『彼氏いたことないんです』じゃなくて、『恋愛より優先してたことがあって、でも今はあなたと一緒にいたいって思ってます』みたいに、前向きに伝えるのが大事なんじゃないかな。俺たち男も、『過去』より『これから』の方が絶対気になるし」

「それに」ケンジは真面目な顔で付け加えた。「変に探ってきたり、バカにしてきたりする男は論外。そういう反応する奴は、どのみち良い関係築けないから、最初に分かって良かったって思った方がいい」

アヤの結論:自分を守りつつ、誠実に

「私も、嘘つけって言いたいわけじゃないの」アヤも自分の考えをまとめた。「ただ、女性側の不安や傷つきやすさも理解してほしい。『正直に言え』って簡単に言うけど、それで傷ついた経験がある女性は本当に多いの」

彼女は続けた。「だから、私が女友達にアドバイスするなら、『相手をある程度見極めてから、タイミングを見て伝えよう』って言う。そして、伝える時は暗くならずに、『でも今はあなたに出会えて嬉しい』って前向きな気持ちも一緒に伝えるのが大事」

「あとね」アヤは少し悔しそうに笑った。「ケンジみたいに、ちゃんと受け止めてくれる男性がもっと増えたら、私たちも安心して正直に言えるのにね」

二人が見つけた共通点

結局、二人の議論は深夜まで続いた。最後に、ケンジとアヤは一つの結論に達した。

「『彼氏いたことない』を言うか言わないかって、結局『信頼関係』の問題なんだよね」ケンジが言った。

「そう。信頼できる相手なら、ちゃんと受け止めてくれる。逆に、信頼できない相手なら、何を言っても上手くいかない」アヤも同意した。

「だから」二人は同時に言った。「相手選びが一番大事!」

ケンジは最後にこう締めくくった。「男としては、やっぱり正直に言ってほしい。でも、女性が安心して言える環境を作るのも、俺たち男の責任だよな」

アヤも付け加えた。「女性も、『言わない』じゃなくて『タイミングを見て言う』って考え方にシフトした方がいいかも。嘘つき続けるストレスより、信頼できる相手にちゃんと伝える方が、絶対に良い関係になれる」

客観的な結論:どちらも正しい、状況次第

この議論に絶対的な正解はない。なぜなら、恋愛は相手があってのものだからだ。

ケンジの主張「正直に言ってほしい」は、男性の率直な気持ちとして正しい。誠実さは信頼関係の基盤であり、嘘や隠し事は長期的な関係を築く上でマイナスになる。また、男性の「守りたい」という本能を刺激し、特別な存在として大切にされる可能性が高まるのも事実だ。

一方、アヤの主張「状況を見て伝えるべき」も、女性の現実的な経験に基づいた正しさがある。残念ながら、全ての男性がケンジのように成熟しているわけではない。デリカシーのない反応をされて傷つくリスクを避けたい気持ちは、自己防衛として当然だ。

最も重要なのは、「いつ、どう伝えるか」という戦略性と、「誰に伝えるか」という相手選びだ。

初対面やまだ関係が浅い段階で、自分から積極的に言う必要はない。ある程度お互いを知り、信頼関係が芽生え始めたタイミングで、前向きに伝えるのがベストだろう。「あなたが初めての彼氏で嬉しい」「あなたとなら安心して関係を築いていける」というように、相手への好意と一緒に伝えることで、ネガティブな印象を与えずに済む。

そして何より、相手の反応を見極めることだ。もしバカにしたり、探りを入れてきたり、重いと感じて距離を置くような相手なら、それは「この人とは合わない」というサインだ。逆に、温かく受け止めてくれる相手なら、それは「この人となら良い関係が築ける」という証拠になる。

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この記事を書いた人

動画クリエイター集団

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